火山のでき方による種類

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火山はそのでき方によって、大きく3つにわけられます。

 (ア) ホットスポット型火山

 この火山はハワイ島のように海に多く見られるものです。地下のマントルの中のマグマだまり(ホットスポットといいます)から、地殻をやぶってマグマが出てきます。
ハワイ島ののっている太平洋プレートは少しずつ(1年で8〜9cmの速さで)西(日本の方)へ動いています。いずれ地殻(ちかく)のわれ目はマグマだまりからずれて、噴火はおさまっていきます。

 
(イ) プレート消滅型(しょうめつがた)火山

 日本列島の火山など環太平洋のもののほとんどがこれです。
 海洋プレートが陸にぶつかって、陸の下へ沈み込んでいくときにマグマができて地中深くたまります。
 そのマグマがだんだんと上に上がってきて、噴火します。  →
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(ウ) 海嶺型(かいれいがた)火山

 
海嶺(かいれい)は海の底の山脈です。この海の底の山では、下からマントルが上に向かって上っています。     そして、そこから地殻が左右にさけてプレートが作られています。そこでは、活発な火山活動が起こっています。

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