いろいろなマグマと噴火
マグマは、地球内部の岩石が溶けた状態のものです。別名、岩漿(がんしょう)とも言います。
マントルからできたばかりのマグマの温度は、1300〜1350℃です。
マグマの性質の違いによって、噴火のようすが変わります。
マグマの性質 | 噴火のようす | 火山の例 |
玄武岩質(げんぶがんしつ) | とろとろと水のように流れる。 | ハワイ、伊豆大島、三宅島など |
安山岩質(あんざんがんしつ) | うーんとねばって、ばーんと爆発する。 | 日本の多くの火山、桜島、角田山 |
デイサイト質(でいさいとしつ) | 火山灰や軽石がでて、火砕流発生。 | 有珠山など |
流紋岩質(りゅうもんがんしつ) | 火砕流が発生する。溶岩ドームができる。 | 神津島など |
巻町角田岬 (安山岩質) | ハワイ・キラウエア火山の溶岩(玄武岩質) |
上野 龍之氏 撮影↑ (神戸大学大学院 自然科学研究科 地球環境科学専攻) http://www.geocities.co.jp/Technopolis/4905 |