2 日本のまわりのプレートと活断層(かつだんそう)

@日本はプレートに囲まれている!  地震・火山のメニューへ

 日本列島は、右の図のように4まいのプレートに囲まれています。

 そのうち太平洋プレートとフィリピンプレートはやじるしの方へ動き、海溝(かいこう)を作りながらぶつかったプレートの下へすべり込んでいます。

 海溝とは、海のプレートが陸のプレートの下へすべり込んでいってできる、海の谷間のことです。 この海溝では大きな地震(マグニチュード8ほど)がめずらしくありません。

 また、2つのプレートの入り込んだ海溝にそって火山が多く、時々噴火しています。

日本を囲むプレート
@日本には、活断層(かつだんそう)が多い!  地震・火山のメニューへ

  右の写真は新潟県の巻町城山運動公園の地層の写真です。少し色の濃い層がずれているのがわかりますね。これは、なんらかの大きな力(地震の力)が加わって地層が切れてしまっているのです。このようなものを断層(だんそう)といいます。

 日本の内陸では、プレートに囲まれていることや火山が多いことなどから、これまで数万年もの長い間にくりかえし地震を起こしてきた断層がたくさんあります。今後も地震が起こるだろうと考えられている断層を活断層
(かつだんそう)といいます。

 日本列島には1000以上もの活断層があると言われ、直下型の地震が起こる可能性がつねにあります。
巻町城山運動公園の断層(だんそう)